超☆マロン白書

 『マロン白書』 待望の第10弾がスタート♪ 今度はスーパーだ☆

『#02 ブロガーと読者の関係性』

 

 

 

 

 

3年前ブログで『子供は嫌い』と描いたことがある。

 

 

 

 

某ドラマ視聴を目的とした自分のブログは2000人に迫る登録者数と平均15000アクセスを越えるマンモスブログだった。

 

その99%は女性でジャニヲタさん。

 

年齢は小学生から80歳近いおばあちゃんまでさまざま。

その世代の広さに

キスマイや藤ヶ谷くんの人気と注目度の高さが伺えた。

 

夏終わりにドラマも終了し、意味もなく肥大したこのブログで何かを書くのはすごく勇気のいることだった。

『一言の重み』や『発言することのプレッシャー』みたいなものが常にビンビンにあった。

それでも頑張って攻めの姿勢は崩さなかった。

 

元々それまでに描いていたブログは

どこか排他的な世界観や世の中のみっともなさ・ウソ臭さをえぐるように描くのが自分のスタンスだったんだけど、読者の大半が女性でしかも数千人単位ともなると、さすがに好きなことを吠えるわけにはいかなかった。

 

『ヲタ(読者)さんはゲスト』と考えていた自分はどこか低姿勢なところがあった。

 

それでも描きたいことはあるわけで。

 

徐々にテリトリーを広げるように自身のフィロソフィを奏でた。

 

その中のひとつにこの『子供は嫌い』発言があったわけだ。

 

当時コメントを承認制にしていなかった自分のブログは

どなたでも自由に記事の感想を書くことができ、それがそのまま反映されていた。

 

その記事の筆頭にとある主婦の方が『子育てをしているものです。今回の記事はとてもひどい内容でした』と書かれてあり、それに賛同するかのように続々と批判的なコメントが続いた。

 

するとそれまで楽しく読んでいた人はどんどん引いていった。

 

そこに『世の中の最大公約数』なるものを感じた。

 

そもそもこの『子供が嫌い』というワード。

確かにこれだけをみればよろしく無い。

でも

実際このワードにはすごくいろいろな意味が含まれている。

 

元々この『子供は嫌い』発言にはルーツがあって

とあるキス友さんたちとの食事で

子供連れの方が来てたのがそれにあたる。

 

自分はこのキス友さんの優しさや親切心、気遣いをいつも染みるように感じてた。

人の接し方も完璧で、しっとりとした存在に尊敬の念もあった。

 

ところがご飯を食べてる時

 

そのキス友さんは子供にめちゃくちゃ厳しくてね。

 

他のキス友さんと接する時や、自分と接する時とは明らかに違う態度と顔つきで子供に接していた。

 

 

正直、見たくない姿だった。

 

 

それでも母親として子供にしつけやマナーを教えているのだろう。

 

まぁ怒鳴る怒鳴る。

 

周りは凍りついてたけど、それでも子供へのしつけをやめようとしない。

その時に思ったのね。

この人は本来こんな感じじゃないんだろうけど、子供がいるからこんな風なんだろうなって。

 

周りを気にせず子供にガンガンに怒る。

 

よくみる光景かもしれないけど、実際周りは意外と気分良くないもんだ。

 

かといって『怒るな』とも言えん。

 

しつけや教育がどうこう言うつもり無いし

それが必要なことなのもわかるけど

見せられてるこっちはわりとしんどかったりする。

 

よって

『子供は嫌い』ってなったわけ。

 

まぁ厳密に言えば『子供を怒ってるお母さんが嫌い』ってことなのかもしれないけど、そのお母さん自体は素晴らしい人格者だったのでむしろ好きだったと思う。

 

 

 

 

文字は直線的で抑揚や表情がない。

 

 

 

この『子供は嫌い』というワードは結局理解されなかった。

自分のブログは過去にないレベルで炎上した。

 

思っていることや感じることがあるとしたら、それは人によってバラバラだ。

 

まさに十人十色。

 

自分の意見はおそらく半分間違ってると思う。

 

でも

 

半分は正しい。

 

そこからは最大公約数で。

 

女性が大半の自分のブログで『発言権のある主婦』が主導権を取ることになるわけだ。

もしこれがオトコばかりとか独身女性ばかりなら絶対にこうはならなかった。

 

実際その記事の裏で『マロンさんの言ってることわかります』なんてメッセージを多くもらったのを覚えている。

 

その大半は独身女性で。

 

コメントであんな風に批判されたもんだから、ほとんどの女性は見て見ぬふりをするしかなくなるわけだ。

 

結局

次の日に謝罪記事を挙げた。

 

そしたら

謝罪記事を挙げたら挙げたで今度はそれに対していろいろ言われてね。

 

なんでここまでごちゃごちゃ言われなきゃならんのかなって思った。

 

おそらくここまで読んで、ブログを描いている人なら『読者なんてほっときゃいい』ってなることだろう。

 

ってか

そもそも読者ほっといて描いたら炎上したんだけどね。

 

ってことはさ。

 

これって『読者が悪い』ってことにならないか?

 

 

はい、決まり。

 

 

読者が悪い。

 

読み手にセンスがないからそういうことになった。

 

良い読者もいれば悪い読者もいる。

 

もしこのとき『子供は嫌い』ということに対して批判するのであれば

対案をしっかりと明記して批判するべきだと私は思う。

 

しかしこの時の批判は

単純に私のブログ上の言葉を安易に引用していただけだった。

 

つまり

『底の浅い持論』となる。

 

 

結局そのあと

自分はそのブログを捨てた。

 

 

移転して最初は風通しが良くなったんだけど

 

 

またすぐに問題が起きた。

 

 

 

それはまたの機会に書くとしよう。

 

 

 

 

『#02 ブロガーと読者の関係性』

 

 

 

 

 

おわり